さつまいもが美味しい季節ですよね♪
今日は臨床美術に基づいて描いた【さつまいもの量感画】の一コマをご紹介いたします。
臨床美術を端的に説明すると、『五感で感じたことを大切に描く』アート活動です。
多くの人が、自分は絵が苦手、下手だと思っています。
また、良い絵は本物そっくりに描くことであるということにとらわれている人が多いのも現状です。
このような思いからも解放されるための、数ある方法の中のひとつが臨床美術での量感画です。
「感じれば、絵は描ける」
ということを伝えたく、コロコロクラブでは臨床美術による指導もカリキュラムに取り入れています。
(もちろん写生として鉛筆、コンテ、パステル等を使ったデッサンも行う予定です)
では、【さつまいもの量感画】の流れをご説明・・・
(画材・・・オイルパステル、ラシャ紙、バフン紙、和紙、割りばしペン、はさみ、のり、モチーフ)
さつまいもを眺めるだけではなく・・・
香り、手にした時の肌触り、たたいてみて音を聞き、重さや張りをじっくりと感じてみます。
一口大に切ったさつまいもを食べて「知っている~この味~」「甘い!」など楽しみながら味を確認。
これで、嗅覚、触覚、聴覚、視覚、味覚で「さつまいも」を感じられましたね。
さあ、まずさつまいもの中身から描きはじめます。過去の記憶や先ほどの味に近い色を2、3色選び、
中心から塗り広げていきます。
触感で感じた印象を思い出しながら、ずっしりと重く硬い、張りのあるさつまいもにしていきます。
皮の色を重ねる前に、再度じっくりとさつまいもを観察します。
凹凸の形や、ザラザラ感、根がある部分、さつまいもの部分によって色が微妙に変化しているのを感じます。
確認できたら、さつまいもの皮の色を、3色以上選び、
選んだ色を中身の色で描いた上に形にそってかぶせるように描いていきます。
この時も量を感じながら描くことが大切です。
さつまいものヒゲや窪み、皮の表情を箸棒でスクラッチしたり、先端の形や明るく感じる部分など、アクセントも描き加えてみます。
描き終わったら、スペシャルな粉をふりかけ、オイルパステルを定着させ、形を切り抜きます。
切り抜いたさつまいもを、別の台紙の上に乗せて、構成を考えながら和紙でデコレーションしていきます。
仕上げに画面を離して見て、好きなところに名前のサインをオイルパステルで入れます。
さつまいもが完成しました!
「さつまいも」の独特の形や色の深みなど、新たな視点で観察し、
ワイワイ楽しみながら、質感のある個性的な作品が完成しました。
女の子3人だったので、和紙の構成も可愛く飾りたかったようで、丁寧に仕上げてくれました。
また近々、講師自宅でミニミニワークショップとして「量感画」を行う予定です。
詳細が決まりましたら、こちらでもアナウンスさせて頂きます♪
ご興味がございましたら、ぜひぜひご参加くださいませ。
今日は臨床美術に基づいて描いた【さつまいもの量感画】の一コマをご紹介いたします。
臨床美術を端的に説明すると、『五感で感じたことを大切に描く』アート活動です。
多くの人が、自分は絵が苦手、下手だと思っています。
また、良い絵は本物そっくりに描くことであるということにとらわれている人が多いのも現状です。
このような思いからも解放されるための、数ある方法の中のひとつが臨床美術での量感画です。
「感じれば、絵は描ける」
ということを伝えたく、コロコロクラブでは臨床美術による指導もカリキュラムに取り入れています。
(もちろん写生として鉛筆、コンテ、パステル等を使ったデッサンも行う予定です)
では、【さつまいもの量感画】の流れをご説明・・・
(画材・・・オイルパステル、ラシャ紙、バフン紙、和紙、割りばしペン、はさみ、のり、モチーフ)
さつまいもを眺めるだけではなく・・・
香り、手にした時の肌触り、たたいてみて音を聞き、重さや張りをじっくりと感じてみます。
一口大に切ったさつまいもを食べて「知っている~この味~」「甘い!」など楽しみながら味を確認。
これで、嗅覚、触覚、聴覚、視覚、味覚で「さつまいも」を感じられましたね。
さあ、まずさつまいもの中身から描きはじめます。過去の記憶や先ほどの味に近い色を2、3色選び、
中心から塗り広げていきます。
触感で感じた印象を思い出しながら、ずっしりと重く硬い、張りのあるさつまいもにしていきます。
皮の色を重ねる前に、再度じっくりとさつまいもを観察します。
凹凸の形や、ザラザラ感、根がある部分、さつまいもの部分によって色が微妙に変化しているのを感じます。
確認できたら、さつまいもの皮の色を、3色以上選び、
選んだ色を中身の色で描いた上に形にそってかぶせるように描いていきます。
この時も量を感じながら描くことが大切です。
さつまいものヒゲや窪み、皮の表情を箸棒でスクラッチしたり、先端の形や明るく感じる部分など、アクセントも描き加えてみます。
描き終わったら、スペシャルな粉をふりかけ、オイルパステルを定着させ、形を切り抜きます。
切り抜いたさつまいもを、別の台紙の上に乗せて、構成を考えながら和紙でデコレーションしていきます。
仕上げに画面を離して見て、好きなところに名前のサインをオイルパステルで入れます。
さつまいもが完成しました!
「さつまいも」の独特の形や色の深みなど、新たな視点で観察し、
ワイワイ楽しみながら、質感のある個性的な作品が完成しました。
女の子3人だったので、和紙の構成も可愛く飾りたかったようで、丁寧に仕上げてくれました。
また近々、講師自宅でミニミニワークショップとして「量感画」を行う予定です。
詳細が決まりましたら、こちらでもアナウンスさせて頂きます♪
ご興味がございましたら、ぜひぜひご参加くださいませ。